だいなしなぺ~じ

管理人しのむんの嗜好をただただ書き連ねるぺ~じ

Marguerite Sphere (1)


やっとコンプしたので感想を。
euphoriaの前後でやってたので、いろんな意味で癒されてました (*^ω^*)


↓ネタバレ注意!


何でも願いを叶えてくれるマーガレットの花をめぐる1人の少年と5人の少女達の話。
同じ条件の花であるにもかかわらず、手にする少女によってその意味が異なるところが面白いですね。
以下ヒロイン別の感想。


薬師寺蓮>

お嬢様系お姉さん。
天が二物も三物も与えてしまったようなステータスですが、話の途中で居眠りするのが玉に瑕。
これについては出生の秘密やら何やらあるよう。


彼女にとってのマーガレットは、やはり「いのち」でしょうね。
それは彼女自身のこともあるし、彼女の両親のことも含まれます。
彼女のシナリオで面白いと思ったのは、「身分」と「病気」という2つの壁を用意しておきながら、「身分」の問題は早々に放棄されるところでしょうか。
『のーぶる☆わーくす』を先にプレイしていたせいか、その点で悩まないことに対して若干薄さを感じましたが、それももうひとつの壁に集中させるための措置だと考えればまま納得がいく部分もあります。
彼女の黒髪にも似て、シナリオは静かかつシリアスな感じ。


<緑川なのはな>

元気なワンコ系後輩。
ロリきょぬーという最大の武器を持ちつつも、作品の流れ的に「ひんぬーはステータスだ!」と言わんばかりに、人気投票ではいま一歩及ばない結果。


彼女にとってのマーガレットは「家族の絆」でしょうね。
彼女の支えとなっていたマーガレットの花。その運命は最後まで彼女達家族をつなぐ絆となってくれました。
貧乏ながらも慎ましく生きてきて、世間の荒波や不条理に飲み込まれながらも笑顔で生きていく、そんな不器用ながらも一生懸命な彼女やその家族がまぶしく感じるシナリオです。


<大浦美桜>

肉体派幼馴染(笑)
部活といい登下校といい、パワフルなところが前面に押し出されてます。
…若干出力不足な部分もお持ちですが、それはそれで良し! (>_<)b


彼女にとってのマーガレットは「誘惑」でしょうか。
何でも叶ってしまうからそ、安易に頼ってはいけない。
そんな彼女自身の強さが前面に押し出されたいいシナリオだったと思います。
この作品では珍しく、彼女は「マーガレットが叶えた願い」によるハッピーエンドではないですね。




長くなったので、今回はここまで。
茉莉マーガレットさんの感想は次回に回します。