だいなしなぺ~じ

管理人しのむんの嗜好をただただ書き連ねるぺ~じ

おろかな日々

特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
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おろかな日々

おろかな日々

「青春」と呼ぶには少々早熟すぎるかと思いますが、多分この辺の本ほど「こだわり」を持って読んだものはないと思うので。
誕生日プレゼントとしてこの本を親から貰ったのは、私がまだ小学生の頃。
スイミングのバスを待つ間時間があったので、この本を読んで時間を潰してました。
小学生にとって椎名誠ワールドはホント未知の領域で、子供には分からない大人の世界をいろいろ教えてくれました。
きっかけこそ「岳物語」でしたが、この本のお陰でこの後も椎名誠作品は何冊も読むことに。


今になって考えると、私は何故この本を「待ち時間に読む」事に拘ってたんだろうなって思います。
他の時間に読むことはなかったし、反対に友達と一緒のときでも待ち時間はこの本を読んでました。
「屋外で本を読む」なんて贅沢でカッコイイ習慣でしたが、いろんな意味で「オトナに憧れる時間」だったんじゃないかなって思いますね。