だいなしなぺ~じ

管理人しのむんの嗜好をただただ書き連ねるぺ~じ

誰でも良かった

全てそういうものじゃないかなって思い始める。
今自分を構成している要素を考えたとき、果たして「それは自分でなければならなかったのか?」と問うてみると、大半がそうでもない事だったりする。


例えば今の役職、与えられた任務は「今現在」において「私でなければならない」のかもしれない。
しかしそれは「過去」や「未来」においてはその限りではない。
私が今の任を受けなければ、他の人間がやっていただろう。
私が今の任を降りれば、他の人間がやるだろう。
時は流れ続けて万物が流転するならば、絶対的な存在なんてないのだろう。


では「そういうもの」としてこれから生きていくのか?
「それ」が「自分」であったなら、「それではなくなった自分」はもう自分ではない。
結局は無でしかないのだろう。