だいなしなぺ~じ

管理人しのむんの嗜好をただただ書き連ねるぺ~じ

お昼寝・雷・留守番

今週のお題「一番古い記憶」


「記憶」と言われるとなかなか難しい。
というのも、父親が某大手電子機器メーカーの社員なので、80年代の半ばで防犯カメラ用の結構性能がいいビデオカメラを持ってた関係で、小さいころの「記録」が残ってるんですよ。
それを観てしまってるだけに、実際の「記憶」なのか曖昧な部分があるわけで。
そんな中でも、はっきり覚えてる記憶はある。


あれは私が幼稚園に入る前だと思う。
3つ違いの姉が幼稚園児だったことからもこれは確か。
雨の中幼稚園まで姉を迎えに行く母親が、昼寝をしていた私を家に置いて行ったのだ。
雷の音に目が覚めて母親がいないことに気がついた私は大泣き。
そこに隣家の友達のお母さんが来てくれて、抱っこされたまま母親の帰りを団地の入り口で待ってた、という記憶。


後にして思えば、
・なぜ友達のお母さんは玄関から離れた居間で泣いている私の泣き声を聞き取れたのか
・なぜ母親は玄関の鍵を開けたまま出かけたのか
などいろいろな矛盾点はある。
もしかしたら私は最初から隣家に預けられていた(あるいは自宅で子守をしてもらってた)のかもしれないが、あのときの心細さを私はずっと忘れていない。
今でも他人に置いて行かれないか観察する癖があるのも、もしかしたらあの頃のトラウマが残ってるのだろうか(ぉ