だいなしなぺ~じ

管理人しのむんの嗜好をただただ書き連ねるぺ~じ

アニメは誰のものなのか

最近視聴しているアニメの感想をあちこち探していると、どの作品でも賛否分かれて面白いなって思います。
特に原作のある作品だと、アニメから入った人と原作から知ってる人とで論じる内容が違うんですよね。


アニメから入った人は「アニメの面白さ」で論ずるから、原作の良さが十分生かされてる作品じゃないと原作自体の印象も悪くなる。
反対に、原作から知ってる人は「いかに原作に忠実か」を主眼に置いてしまうので、作品の良し悪しではなくアニメの「造り」で評価する。
この両者は同じものを見ながら見る角度が明らかに異なるから、相容れないことが多いんですよね。
円柱を上から見るか側面から見るかで形が全然違うかのように。
長方形に見える角度の人にその円柱の底がいかに精密な円を描いているかを説いても、分かるわけないわけで。


つまりは何が言いたいのかというと、大口叩く前に別の角度から見てみたらいかが?といったところです。
アニメに限らず、いろいろな場面で必要なスキルですけどね。