魔法少女おりこ☆マギカ (2)

魔法少女おりこ☆マギカ (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

１巻が延期しただけなのか、２巻はあっさり出ましたね。
そしてまさかの最終巻 (^o^;)

↓ネタバレ注意

マミ△！！(笑)
本編だと後半ほとんど出番ないだけに、ここぞとばかりに目立ってますね。
…どうせリセッt(ry

織莉子とキリカの過去話は、このシリーズらしい設定ですね。
確かにまどかによる世界の崩壊が予見できているなら、事前にそれを潰すのも世界平和かな。
ほむらがまどかを救うことで世界も救おうとしたのと、プロセスは違えど結果は同じ方向を向いています。
ただし、まどかの存在を生かすか殺すかという点で大きな差がありますが。

全体的にみて、この作品はスピンオフ作品として本編のサイドストーリーを語るに十分な要素が盛り込まれていたように思います。
ただ設定なぞっただけはないっていうことは、とっても重要なことです。
ただ、ゆまの存在意義がちょっと薄いかなって思う。
まどかなしの魔法少女達をまとめるキーパーソンになりうる存在（実際彼女の言葉で団結した部分もある）でしたが、ではゆまなしでそういう方向にまとめられなかったかといえばそうでもないわけで。

それから、１巻であれだけ杏子推しだったのに２巻でほとんど活躍しないのはちょっと「？」って感じですね。
１巻が杏子視点、２巻がマミ視点と移ってしまうことで、ラストがあっさりしすぎているような感じがします。
タイトル通り「おりこ」に収束されるなら、むしろ魔法少女達を完全に敵サイドとして描いたほうがまとまりがあったかも。
とても良い食材があったのだから、もっと素材を生かした料理に仕上げた方が美味しくいただけたような気がしますね。

…って、何偉そうなこと書いてるんだろうね、私(苦笑)
まあ、モノカキではなく読者の率直な意見なのだから、言うのは自由…かな？