だいなしなぺ~じ

管理人しのむんの嗜好をただただ書き連ねるぺ~じ

アニメと原作は別物だという認識

最近は漫画に加えてゲームや小説のアニメ化が盛んですね。
原作好きの人達にとっては好きな作品のマルチメディア展開が喜ばしい半面、所謂「原作レイプ」になるのを懸念して否定的な意見もあると思います。
まあ、どうでもいいものに文句はつけないわけですから、それも一つの愛情なのかもしれませんけど (^o^;)


では、アニメが否定される要素って何でしょうか。
よくあるのは「作画が安定しない」「音声(主題歌、BGM含む)が合ってない」「シナリオが原作と違う(途中で終わってしまう)」といったところでしょうか。


作画については複数人で作るうえ、原作者が直接描いてるわけでもないから仕方ない部分もあるかと思います。
あとは漫画や小説が静止画なのに対してアニメは動画なので、微妙な角度調整やカメラワークで歪みが生じるのは避けられませんし。
ただ、やはり「キャベツ」みたいに手抜き感がにじみ出てしまうとアウトかなって思います。


音声については漫画や小説にはないものだから、違和感があるかどうかは感じ方次第ですかね。
これについてはゲーム原作のものにはあまり否定要素ない気がします。
ダカーポ」「おとボクのように声優総入れ替えに大人の事情が見え隠れしてたりすると、時々論争になることはあるかな。
スターオーシャンのレナCV変更は、賛否どっちが多かったんだろう。


最後にシナリオの話。
これはアニメには尺と話数の問題がつきまとうからですね。
フジ系列のジャンプアニメならまだしも、他の枠では大体13話か26話が1作品の限界ですからね。
原作そのままでやろうとすれば尺が足らないし、枠内に収めようとすれば端折るしかないわけで。
もうそんなことなら完全オリジナルで良くね?って思っちゃうこともあるけど、それは単なるスピンオフですから解決になりません。


結局タイトル通り「アニメと原作を別物として観ればいいじゃない!」ってことなのですが、原作のイメージを大切にしたい人にとってはアニメ化自体タブーってことになっちゃうんですよね。
おとボクの時みたいに原作サイドが明確なアクション起こしてれば方向性は定まるのかもしれませんが、あれはあれで火種になりましたからねぇ…