だいなしなぺ~じ

管理人しのむんの嗜好をただただ書き連ねるぺ~じ

「ルパン三世」、声優を一部交代

http://news.infoseek.co.jp/article/cinematoday_N0035923


40年もの間続いてきたルパン三世。そのキャストが今回大幅に変更されるという。
ルパン三世のキャスト変更というと、ルパンの声がクリカンこと栗田貫一氏に変わった際に話題になりましたが、今回は石川五ェ門峰不二子、銭形警部が変更になるそうです。
時代の流れとともに新キャストに変わっていくのも必要不可欠なわけで最初は違和感もあるでしょうが、早くそれぞれの『味』を生かしたキャラクターに仕上がっていくことを期待しています。


なかでも一番の驚きは、峰不二子役のみゆきち沢城みゆき)でしょうか。
みゆきちというと、デ・ジ・キャラットぷちこローゼンメイデン』の真紅といった少女からココロ図書館』のいいなお姉ちゃんやぴたテン』の湖太郎のような少年と幅広い役を演じてますが、不二子のような大人の女性というのは珍しいような気がします。


そして私が彼女に惹かれている理由として、2006年の冬に放映されたアニメウィンターガーデンローゼンメイデン オーベルテューレに先駆けて放送されたラジオ番組で語られた、彼女の人生観があります。
中学2年生という若い頃から声優界で頑張ってきた彼女は、自分を取り巻く環境を「自分の味方ではない」と考えることで自分自身を守ってきた節があったようです。
そんな彼女が20歳を過ぎて改めて原点であるぷちこを演じたとき「周りは自分が思っているほど敵ばかりじゃないんだね」と話しているのを聴いて、なんとも言えぬ感動を覚えた当時の私がいます。
当時の記録が残っているわけではないので正確な言い回しは定かではないですが、自分より年下のみゆきちがそんな視点で世界を見てたんだってことへの驚きと、自分も同じように考えてた時期があった(当時それについて悩んでいた)こともあって、すとん、と私の中に入ってくるのを感じてました。


先任の声優がいるだけに辛口評価のつきやすい役回りではあると思いますが、批判すらも成長のバネにして頑張ってほしいと思います。