だいなしなぺ~じ

管理人しのむんの嗜好をただただ書き連ねるぺ~じ

まずは興味を持ってもらう、そこから始めるべきなのかもしれない

ちょっとしたきっかけから始まる関係もあると思う。
たとえそれが本質を捉えていない興味であったとしても、あとからよく知ってもらえればいいじゃないか。
最近そう思い始めた私がいます。


なんか恋バナでも始まりそうな冒頭ですが、タグに気がついた人は多分分かってらっしゃる(ぇ
今回はそういう話。


それは、今日対応した患者さんのお薬手帳を見たことが始まり。
その表紙には某無気力なパンダのイラストが描かれていました。
どこかの医療施設で配っているものなのか、はたまたキャラクターショップで購入したものなのか。
どちらにせよ、その患者が「意識して」そのお薬手帳を持っていることは確かでしょう。
確かに彼女にとって、それは「グッズ」であって「ツール」ではないのかもしれない。
それでも、持ち歩って貰えるだけで私達は助かるわけです。


私は今まで『萌え』の力を借りた商戦というのは好きではありませんでした。
それは単なる「グッズ」としての価値で売るだけで、本質を認められているわけではないから。
でも「グッズ」として浸透させたうえで、(対象が第三者であっても)「ツール」として活用できるものならば積極的になってもいいのではないかと今は考えています。
これはピルケースなんかでもそうですよね。
「外出する時薬を持って行くのは嫌だ」という患者は多いですが、人前に出したピルケースが
「カワイイ!(>_<)」
という反応だったら、むしろ他人に見えるように出すのかもしれません。


流石に「お〜157章」のようなものはやりすぎかもしれませんが、
見た目で興味を持つ⇒本質的な効果を得る
というプロセスを確立できるようにすれば、医療だろうが政治だろうが「置いてけぼり」は無くなるんじゃないかな、と思います。





…結局「グッズ」で終わることの方が多いと思いますが(苦笑)